元ランナーの心サルコイドーシス難病闘病生活

元ランナーの心臓病闘病記録

リハビリ開始

集中治療室で意識が戻ってから、動けない、喋れない状態が続いていた。

 

2日経過した頃、主治医の先生が来て「人工呼吸器を外しましょう」と話しかけてきた。

 

耳はしっかり機能していた為、少し不安たが、素直に受け止める事しかできない。

今まで味わった事と無いような苦しみ(肺に手を入れられて抜き出すような感じ)に耐えながら、無事に人工呼吸器が外れた。

 

その後、数十本の管は体に繋がれたままだったが、4日目あたりでようやっと少し声が出るようになり、5日目には集中治療室から一般病棟に移る事が出来た。

 

一般病棟では1週間程ベット上安静で生活。そしてリハビリが始まった。

 

最初は立ち上がる事すら目眩がして出来なかったが、理学療法士さんに助けられ、少しづつ歩けるようにもなり、一般病棟に移り2週間程経過した頃には普通に歩けるくらいまで回復。

 

過酷なリハビリだったかもしれないが、ランナーとして練習を追い込んできた私にはそこまで苦では無かった。

 

約2週間全く動かないだけで、体の衰えがとにかく凄かった。やはり動く事は大事。

 

回復傾向だが心臓発作で倒れた原因が分かっていない為、ここからリハビリ、検査で約1ヶ月入院する事となる…。

 

ちなに体重は5kgも減少。もともと痩せ型の私は骸骨のようになっていた。

 

 

次回に続く