元ランナーの心サルコイドーシス難病闘病生活

元ランナーの心臓病闘病記録

意識回復

意識消失→救急搬送、そして数日後、意識が戻った。

 

目覚めたのは11月26日(木)AM10時頃。倒れた11月23日(月)から約3日が経過していた。

 

目覚めると医師、看護師さんらが結構な人数でと声をかけてきた。

声も上手く出ない状況だった為、とりあえず頷く。

 

体には首、手、足の付け根、足先に数十本の管がつながっていて、人工呼吸器も装着されていた。

また体には大きな火傷のような後があり、AED (自動体外徐細動機)の使用跡だった。

AEDって?|AEDの基本情報|AEDライフ by 日本光電

 

それを見て一瞬で大変な事をしてしまった、なったと思った。

 

声が出ない為、ボードにペンで書いて色々と看護師さんに質問をした。

・ここはどこ?→大学病院の集中治療室

・今何時?→11月26日の午前中

・駅伝走れなかった?→走る前に搬送

・なぜ倒れた?→心臓発作

 

原因不明だが、心室細動という致死性不整脈を起こしたようだ。

心室細動とはどんな不整脈ですか?|AEDで助かる命|心臓病の知識|公益法人 日本心臓財団

 

医師からはもう少し遅かったら、危なかったよと言われ、不幸中の幸いで病院近くで倒れた為、一命をとり留めた。

本当に助けて頂いた方々には頭が上がらない。

 

結果、駅伝で襷を途絶えさせてしまう事となってしまい、チームの皆んなの今までの努力を無駄にしてしまって、悔しく、情けなく、さすがにうなだれた。

皆んなが寝る間を惜しんで頑張っている姿をずっと見てきたから、余計にショックだった。

 

眠れず、痛い苦しい日々が続くが、集中治療室で5日間過ごす事となる。

 

 

次回に続く。